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私が入学したのは、昭和から平成へと時代が変わる頃です。
物珍しさから漕艇部へ入部した私は、浦戸湾に面した横浜という場所にあった艇庫に毎日自転車で通っていました。艇庫の奥には、居酒屋の小上がりのような畳を敷いた狭い場所があり、合宿の時には汚く湿った布団を引いて寝たものです。
今でも、朝焼けに映える浦戸湾に艇を蹴り出したあの日々を懐かしく思い出します。