高知大学は、令和6年(2024年)に創立75周年を迎えました。
高知大学は高知県で唯一の国立総合大学として、昭和24年(1949年)に旧制高知高等学校、高知師範学校、高知青年師範学校を母体に、文理・教育・農の3学部で発足しました。以来、常に地域とともに歩みつつ進化してまいりました。
平成15年(2003年)に高知医科大学と統合し、平成16年(2004年)に国立大学法人となって以降、本学は、これまで以上に地域に根ざした大学となるべく、第1期「地方の大学から地域の大学」、第2期「地域になくてはならない大学」、第3期「地域と協働できる大学」を目指して改革を行ってきました。平成30年(2018年)からは、「Super Regional University(SRU)=地域の大学の一等賞」を理念に掲げ、「地域を支え地域を変えることができる大学」を目指しています。
本学では、現場主義に基づく地域指向型の「地域協働教育」を全学教育の幹として、自律的、持続的、実践的、協働的に学び活動する人材育成を推進すべく、従来からの教育研究分野に加え、時代のニーズに対応したデータサイエンス教育、文化・芸術、スポーツ振興といった幅広い教育・研究等の取組を展開しています。平成27年(2015年)に設置した地域協働学部では、地域をキャンパスとし、地域の方々と協働して地域の課題解決に当たることを学びの基本としています。地域と協働できる学部としては本学が全国に先駆けて設置したことからも、地域に根ざした大学へと確実に進化を遂げていると考えています。
18歳人口の減少に伴い、大学を取り巻く環境が厳しさを増しています。そうした中、「高知大学創立75周年記念事業」では、創立75周年の歴史を顧み、これまで多くのご支援とご協力をいただいた本学関係者の皆様に心からの感謝の意をお伝えするとともに、地域社会との豊かな絆を育むことを目的としています。
その一環としまして、令和5年(2023年)11月に「高知大学校友会」の設立を実現しました。今後、『県民が皆「高知大学生」』というキャッチフレーズも掲げながら、教職員学生が一丸となり校友会コミュニティを活性化させ、SRUを目指すべく邁進する所存でございます。
本サイトの内容を含め、国立大学法人高知大学の目指す方向性にご賛同いただき、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
「高知大学創立75周年記念事業」では、これまで本学にご支援、ご協力いただいてきた様々な本学関係者に対して改めて感謝をお伝えする機会とするとともに、
シンポジウムの開催やよさこい演舞場開設、校友会の設置など、これからの高知大学の発展に資する様々な事業を展開していきます。
SRU(Super Regional University;地域を支え地域を変えることができる大学)を目指し、教職員学生一同、一丸となって邁進する所存でございます。
今後の国立大学法人高知大学の目指す方向にご賛同いただき、ご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げます。