2024年3月24日(日)に、第7回高知大学創立75周年記念シンポジウム『「海のまち須崎」未来への挑戦〜「逆参勤交代」×「釣りバカ」から生まれる持続可能な地域づくり〜』 を、須崎市との共催で、須崎市市民文化会館にて開催しました。
当日は約50名のご来場があり、高知大学 受田浩之理事及び須崎市 楠瀬耕作市長による、主催者挨拶で本イベントは幕を開けました。
基調講演では、株式会社三菱総合研究所主席研究員で高知大学客員教授の松田智生様から、「須崎市・逆参勤交代から見えた高知の未来」と題し、須崎市で実施した「逆参勤交代」の取組報告及び今後の展開についてお話しいただきました。
続いて、本学地域協働学部1年生の濵田莞太さんから、須崎総合高校で携わった探求学習での活動取組について報告いただきました。
最後に、松田智生様、南国生活技術研究所代表で高知大学客員教授の黒笹慈幾様、須崎市役所プロジェクト推進室 有澤聡明様、須崎市役所 元気創造課 鬼頭香様をパネリストに迎え、パネルディスカッション『「海のまち須崎市」の未来に向けて一年半経過して』を行いました。
黒笹様からは、釣り好きの方への情報発信強化などの取組、「高知釣りパラプロジェクト」についてお話いただき須崎市を釣り人たちのパラダイス(天国)にするための様々な事例について写真を交えてご紹介いただきました。
登壇者の皆様からは、須崎市「釣りバカシティ」宣言による地域活性化の効果やプロジェクトから見えてきた今後の課題についてさまざまな意見が飛び交いました。
ご来場いただきました皆様、ご登壇の皆様ありがとうございました。
「高知大学創立75周年記念事業」では、これまで本学にご支援、ご協力いただいてきた様々な本学関係者に対して改めて感謝をお伝えする機会とするとともに、
シンポジウムの開催やよさこい演舞場開設、校友会の設置など、これからの高知大学の発展に資する様々な事業を展開していきます。
SRU(Super Regional University;地域を支え地域を変えることができる大学)を目指し、教職員学生一同、一丸となって邁進する所存でございます。
今後の国立大学法人高知大学の目指す方向にご賛同いただき、ご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げます。