2023年7月15日(土)に、第4回高知大学創立75周年記念シンポジウム「絆の躍動!よさこいらんまん2023~なぜ、高知大学は演舞場を開設するのか?~」を、高知県立県民文化ホールオレンジホールにて開催しました。
本シンポジウムは、地域の皆様によさこい祭りの魅力や歴史などを知っていただく機会とするとともに、8月に開催を控えている第70回よさこい祭りにおいて、高知大学が演舞場を初めて開設するにあたり機運を高めることも目的としています。
はじめに、櫻井克年 学長から開会挨拶が行われた後、高知大学で一番歴史のある学生よさこいサークル「高知学生旅鯨人」によるよさこい演舞が披露され、シンポジウムがスタートしました。
一つ目の講演として、本よさこい演舞場プロジェクトの責任者である 受田浩之 理事から「なぜ、大学キャンパスによさこい演舞場をつくるのか」と題し、高知大学演舞場をなぜ新たに開設するのかの必要性について解説しました。
続いて二つ目の講演として、田村千賀 様(よさこい工房~祭彩~代表)から、「よさこい祭りの魅力は世界に広がる」と題し、よさこいの歴史、魅力、世界に広がるよさこいの未来について熱く語っていただきました。
続いて、高知大学理学部の卒業生で、世界で活躍しているコンテンポラリーダンサー・振り付け家である穴井豪様による「穴井豪セルフイントロダクション」が行われました。
最後に、先にご講演いただいた田村千賀様、穴井豪様のほか、よさこい祭りに深く関わりのある畠中智子様(株式会社わらびの代表取締役)、川竹大輔さん(高知大学理事特別補佐)、高橋怜那さん(高知大学旅鯨人代表)にご登壇いただき、あらゆる角度から、よさこいの歴史、魅力について語られ、さらに、よさこいを通じた高知の未来予想図についてディスカッションが行われました。
本シンポジウム、本ディスカッションを通じて、来場者の皆様には、よさこい祭りによる絆があらゆる可能性を秘めていることを考えるきっかけを与えられたのではないかと思います。
ご登壇いただきました皆様、ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
「高知大学創立75周年記念事業」では、これまで本学にご支援、ご協力いただいてきた様々な本学関係者に対して改めて感謝をお伝えする機会とするとともに、
シンポジウムの開催やよさこい演舞場開設、校友会の設置など、これからの高知大学の発展に資する様々な事業を展開していきます。
SRU(Super Regional University;地域を支え地域を変えることができる大学)を目指し、教職員学生一同、一丸となって邁進する所存でございます。
今後の国立大学法人高知大学の目指す方向にご賛同いただき、ご支援、ご協力賜りますようお願い申し上げます。